沖縄の皆さんも「琉球で独立した方がいい。まだ中国の方が沖縄のことを思ってくれている」という気持ちになる
中国の方が沖縄のことを…松井一郎氏、独立言及
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は27日、沖縄県の基地負担軽減が進まないことに関し、「国民から『負担は沖縄だけがすればいい』と疎外されるなら、沖縄の皆さんも『琉球で独立した方がいい。まだ中国の方が沖縄のことを思ってくれている』という気持ちになる。これで日本の安全保障が守れるのか」と、府庁で記者団に語った。
また、米軍の新型輸送機MV22オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)に移転させる案に、仁坂吉伸・和歌山県知事が疑問を呈していることについても「反対するなら、負担軽減など軽々しく言わない方がいい。二枚舌はやめるべきだ」と批判した。
松井氏は同日夕、大阪市内で記者団に、「独立」発言について、中国共産党機関紙・人民日報が、沖縄の領有権が中国にあると示唆する論文を掲載したことなどを踏まえ、「あまりに沖縄が疎外されれば、(沖縄は)そういう思いになってくるということ。全く問題はない」と説明した。
(2013年6月27日20時25分 読売新聞)
維新の松井知事「国民が『負担は沖縄で』と言えば『独立するぞ』となる」
2013.6.27 13:04
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は27日、沖縄県に配備されている米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)で受け入れるとする維新の提案に関し、29日の関西広域連合委員会で、域内での受け入れを検討するよう構成メンバーの首長に提案する意向を示した。大阪府庁で記者団の質問に答えた。
松井氏は「日本国民から『(米軍基地)負担は沖縄だけがすればいい』と疎外されれば、沖縄の皆さんも『琉球』で独立したほうがいい、という気持ちになる」と述べた。
また、訓練受け入れに反対を表明している仁坂吉伸和歌山県知事を名指しで批判。「仁坂知事は沖縄の負担軽減はしないと言っているのと同じ。全国知事会で『全国で負担軽減を検討しよう』と文書でまとめているのは何なのか。二枚舌はやめるべきだ」と語気を強めた。