米、容疑者に「高度の機密情報に接触できていない」
2013.7.24 08:41
【ワシントン=小雲規生】米CNNテレビ(電子版)は23日、米当局者の話として、スパイ活動取締法違反などの容疑で訴追されている米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者はECIと呼ばれる高度の機密情報には接触できていなかったと報じた。
一方、米当局者はCNNの取材に対し、スノーデン容疑者が、どのように米国家安全保障局(NSA)が情報を収集しているかに関する決定的な情報を得ていたことを認め、「影響を軽視するわけではない」としている。
「スノーデンは米史上最大の機密情報を握っている」、コラムニスト
2013年07月15日 07:37 発信地:モスクワ/ロシア
【7月15日 AFP】米当局の監視プログラムを暴露して米政府から訴追された米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)が香港(Hong Kong)からロシアに移動してから14日で3週間が経った。スノーデン元職員の支持者によれば、彼は米政府に打撃を与え得る機密情報をまだ持っているという。
漏えいされた米機密情報を最初に報じた英紙ガーディアン(Guardian)の米国人コラムニスト、グレン・グリーンワルド(Glenn Greenwald)氏はアルゼンチンの日刊紙ナシオン(La Nacion)に、スノーデン元職員は米政府により大きな「ダメージ」を及ぼし得るデータを所有しているが、元職員はその情報を公開しないことを選んだと語った。
「スノーデンは米国史上、誰もできなかったほど大きなダメージを米政府に対してすぐにでも与えられる十分な情報を持っている」と、グリーンワルド氏は同紙に語った。「だが、それは彼の目的ではない」
(c)AFP/Stuart WILLIAMS
http://www.afpbb.com/article/politics/2955805/11033073