日韓協力委員会の記念式典が延期に 関係悪化を考慮か
2013.5.2 06:55 [日韓関係]日本と韓国が政治、経済、環境など両国間の懸案テーマについて話し合う日韓協力委員会(中曽根康弘会長、麻生太郎会長代行)の「50周年記念合同総会・合同レセプション」が延期になったことが1日、分かった。事務局は「諸般の事情」と説明するが、日韓関係の悪化を考慮した可能性もある。
委員会は今月20日に都内のホテルでレセプションを開催する予定だったが、5月に入って事務局から出席予定者に「諸般の事情により韓国側と再三の協議の結果、今回は延期することとし、後日に開催することにいたしました」とする連絡があった。
ホームページによると、委員会は毎回合同総会の決議を共同声明として発表、両国政府に伝達している。日本側と韓国側の会長は首相経験者が就任するのが慣例で、日本側の初代会長は岸信介元首相が務めた。