ページ

2012/02/05

福島第1原発2号機 原子炉温度が2日以降上昇傾向 5日午前5時時点で67.4度

福島第1原発事故 2号機原子炉の温度が2日以降、上昇続ける 5日朝時点で67.4度

 福島第1原発2号機の原子炉の温度が、2月2日以降、上昇を続けていて、東京電力は5日未明、原子炉への注水量を増やし、温度が低下するか確認することにしている。

2号機の原子炉圧力容器下部の温度は、2月2日におよそ52度だったが、その後、上がり続けていて、5日午前5時の時点で67.4度と、およそ15度上昇している。

これを受けて、東京電力は5日未明、原子炉への注水量を1時間あたり8.6トンから9.6トンに増やし、温度が低下するか監視するとしている。

原因について東京電力は、現時点で明確にはわからないとしているが、「冷温停止状態」の判断には影響はないとしている。
(02/05 12:34)



東電:2号機圧力容器下部温度が上昇傾向-5日午前5時現在67.4度
 2月5日(ブルームバーグ):東京電力は福島第一原子力発電所で2日以降、2号機圧力容器下部の温度が上昇傾向にあるとして、午後7時20分と5日午前0時52分に2号機の原子炉への注水量を増やした。5日午前5時現在、2号機の圧力容器下部の温度は67.4度。東電は「今後も継続して傾向監視を行う」としている。

 東電が5日午前、電子メールで発表した。発表によると、2号機圧力容器下部の温度の推移は次の通り。

▽4日午後5時現在65.1度▽4日午後11時現在66.1度▽5日午前5時現在67.4度