2012年1月6日 13:31
オウム真理教による公証役場事務長監禁致死事件で、逮捕された元幹部・平田信容疑者の逃亡を手助けしたとされる元オウム特別手配容疑者の男性が日本テレビの単独取材に応じ、平田容疑者は女性信者の支援を受けて逃亡を続けていたのではないかとの見方を示した。
取材に応じたのは、特別手配され、実刑で服役した元信者の男性。平田容疑者の出頭について「このまま出ないと思っていたので驚いた」「女性信者の支援を受けて逃亡していたのではないか」などと述べた。
また、逃亡中の平田容疑者と接触した際の様子を振り返り、「95年6月か7月頃、平田(容疑者)と(東京・)池袋の喫茶店で会い、その後、平田(容疑者)が東京・荒川区町屋のアパートに来た」「上司から10万円ほど渡され、関東(東京、千葉、埼玉)に3か所、アパートを用意した」などと話した。
その上で、「本人は悩んだと思うが、出頭したのは良い判断だったと思う」などと述べた。