東京電力は28日、福島第1原発の吉田昌郎(まさお)所長(56)が入院治療のため12月1日付で所長職を退き、本店内の原子力・立地本部に異動する人事を発表した。東電は、吉田所長の病気と被ばくとの因果関係はないとしている。
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2011/11/28
病気と被曝線量の因果関係については「ないものとみているが不明」
福島第1原発:吉田所長が病気で退任
ベルギー、1年半ぶりに正式な政権発足の見通し…長期国債格付け引き下げで
政治空白500日のベルギー、連立政権で合意
【ブリュッセル=工藤武人】昨年6月の総選挙以来、正式政権が不在のベルギーで27日、主要6政党による連立交渉が合意に達した。
6党党首が同日、共同記者会見し、「連立政権が数日中に発足できる」との見通しを示した。米格付け会社による長期国債の格付け引き下げで、危機感を強めた6党が緊縮策を盛り込んだ2012年予算案で歩み寄り、連立政権発足を急ぐことにした。
国王アルベール2世は、南部フランス語圏(ワロン系)社会党のエリオ・ディルポ党首(60)に組閣を指示しており、同党首が新首相になる見通しだ。
イラン、駐英国大使を国外追放の可能性
イラン 英の経済制裁をけん制
11月28日 8時11分
11月28日 8時11分
イランの核開発問題を巡ってアメリカとともにイギリスが新たな経済制裁を発表したことに対して、イランの国会は、大使の追放などイギリスとの外交関係を見直す法案を可決し、欧米各国によるさらなる経済制裁をけん制するねらいがあるものとみられます。
東電関係者は「評価結果をきちんと受け止めていれば、建屋や重要機器の水密性強化、津波に対応できる手順書作りや訓練もできたはずだ」と指摘
福島第1原発:08年に津波可能性 本店は対策指示せず
2008年に東京電力社内で、福島第1原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。
12月に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。