福島県は12日、県内48市町村でことし作付けされた一般米の放射性物質の本調査を終え、1174地点全ての検体で放射性セシウムの量が国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。この日に結果が出た二本松市と三春町を含め、48市町村の全域で出荷可能となった。
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2011/10/12
福島米、48市町村全域で出荷可能に。 福島県は今後、飲食店や学校給食で県内産のコメの積極的な利用を呼びかけたりするなど、風評被害対策を強化。
福島のコメ、全域で出荷可能に 県知事が安全宣言
東京・世田谷区で検出された1時間当たり2.7マイクロシーベルトという放射線量は、1日の被曝量が38.88マイクロシーベルト、1年間にすると14.2ミリシーベルト
東京・世田谷区で1時間あたりの放射線量が2.7マイクロシーベルト超える高い数値を測定
東京・世田谷区で、1時間あたりの放射線量が2.7マイクロシーベルト(μSv)を超える、高い数値が測定されていたことがわかった。
世田谷区によると、10月6日、世田谷区弦巻の住宅街の歩道で放射線量を測定したところ、最も高いところで、1時間あたり2.707マイクロシーベルトを観測したという。
これまで文部科学省が福島第1原発の事故後に測定した都内の空間線量率で、最も高い値は、3月15日の1時間あたり0.496マイクロシーベルトだった。
世田谷区は、すでに線量を下げる対策を行っているという。
(10/12 17:34)
文部科学省「放射性セシウムが出ていればストロンチウムが出ても不思議ではない」
【原発】横浜のマンションでストロンチウム検出(10/12 11:49)
福島第一原発から250キロほど離れた横浜市のマンションの屋上で、ウランが核分裂してできる放射性物質「ストロンチウム」が検出されていたことが民間の検査機関の分析で分かりました。
文科省などによりますと、検出されたストロンチウムは、横浜市港北区にあるマンション屋上の泥などの堆積物からで、1キロあたり195ベクレルだったということです。
ストロンチウムは福島第一原発から80キロの圏内で検出されていますが、これより外の領域で詳しい調査は行われていません。
民間の検査機関は、このマンションは築5年と新しいため、過去の核実験の影響は受けていないと指摘しているということです。ストロンチウムは体内に取り込まれると骨に蓄積され、内部被ばくする可能性があります。文科省は、このデータの詳しい分析を行うとともに、より精度を増した広い範囲での測定も検討することにしています。