【ブリュッセル時事】菅直人首相が28日、ブリュッセルで同行記者団に述べた要旨は次の通り。
ページ
▼
2011/05/28
横浜の肉は、栃木県那須塩原市の牧場で飼育された去勢牛を4月7日に埼玉県川口市の食肉処理場で解体したもので、同11日に大和屋が買い付けた。
横浜の菌付着ユッケ肉、栃木産の雄の去勢牛
焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、横浜市青葉区の系列店で菌が付着したまま見つかったユッケ用もも肉は、卸元の大和屋商店(東京・板橋)で4月13日に加工された栃木県産の雄の去勢牛だったことが27日、捜査関係者などへの取材でわかった。
26日現在、患者は168人。そのうち腎臓に障害をもたらす溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発した重症者は全体の18%の31人。このうち17人が入院したままだ。福井県では4人が発症し、1人が死亡、もう1人は入院している
ユッケ食中毒から1カ月 重症の17人、依然入院
2011年5月28日
4人が死亡した「焼肉酒家えびす」チェーンの集団食中毒は、発覚から27日で1カ月たった。腸管出血性大腸菌O111の付着した生肉を食べたことが主な原因とされ、依然として17人が入院中で、深刻な事態が続く。
2011年5月28日
4人が死亡した「焼肉酒家えびす」チェーンの集団食中毒は、発覚から27日で1カ月たった。腸管出血性大腸菌O111の付着した生肉を食べたことが主な原因とされ、依然として17人が入院中で、深刻な事態が続く。
合同捜査本部は業務上過失致死容疑などでの立件を視野に入れるが「必要な物証が集まらない」状況
集団食中毒1ヵ月、菌付着どこで 物証集まらず長期化も
(2011年5月28日午前7時33分)
(2011年5月28日午前7時33分)
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件は、27日で発覚から1カ月がたった。ユッケに使われた牛肉は店舗納入前の汚染が濃厚で、運営会社や食肉卸業者のずさんな衛生管理も露呈。富山、福井両県警や警視庁などの合同捜査本部は業務上過失致死容疑などでの立件を視野に入れるが「必要な物証が集まらない」(幹部)状況に、捜査は長期化も予想される。
富山県などは24日、横浜若草台店で回収した未開封の生肉と、死者4人を含む客らから検出された大腸菌O111の遺伝子型が一致したと発表した。ある捜査幹部は「卸業者の大和屋商店が出荷した段階で、既に汚染されていたことはほぼ確実だ」との見方を示す。
「3日間と限られた期間しか検出されていないので、炉心から放出したウランやプルトニウムなどによる中性子線と考えられる」=東電
東電、中性子測定を22回に修正 未公表データで
東京電力は28日、福島第1原発で事故後に敷地境界付近で測られた放射線の一種、中性子線の測定回数を、これまでの13回から22回に修正した。同日、東電が発表した未公表データに含まれていた。
東電によると、中性子線は3月13~15日に測定されたが、うち13日午前と、14日夜~15日未明に計測された計9回が公表されていなかった。すでに公表された分も含め、いずれも1時間当たり0・01~0・02マイクロシーベルト。計測場所は1、2号機の南西約1キロにある正門付近1カ所だった。
東電は「3日間と限られた期間しか検出されていないので、炉心から放出したウランやプルトニウムなどによる中性子線と考えられる」としている。
2011/05/28 17:59 【共同通信】
「(当時観測されていた)高いレベルの放射線は、かなり深刻な燃料損傷が起きない限りあり得ないからだ」
NRC、数日後には溶融の可能性認識
福島第一原発では、1号機から3号機でメルトダウン=炉心溶融が起きていたことが明らかになりましたが、NRC=アメリカ原子力規制委員会は、事故発生から数日の時点で「溶融が起きている可能性が高い」と認識していたことがわかりました。
「我々は、事故から2、3日の段階で、燃料棒に大きな被害が出ていると確信していました」(NRC ボーチャード運営総局長)
NRCのボーチャード運営総局長は26日、講演の中でこのように述べ、福島第一原発の事故発生から2、3日の時点で、計測された放射線量などから、炉心溶融や使用済み燃料プール内の燃料棒の損傷が起きている可能性が高いとみていたことを明らかにしました。
そして、アメリカ政府が福島第一原発から80キロ圏内のアメリカ人に対して行った避難勧告についても、こうした認識が判断の材料となったと述べました。
また、福島での事故を受けて全米104の原発で行われている安全性の検証作業については、現在のところ、緊急停止が必要な欠陥は見つかっていないものの、想定外の自然災害に対応できるかを含め検証を続け、7月をめどに報告をまとめるとしています。(27日08:29)
「大気中で付着したとは特定できない。検出の結果は公表すべきだ」=島根県
【放射能漏れ】中国電力、ヨウ素検出報告せず 海藻のアラメの測定
2011.5.28 08:27
2011.5.28 08:27
島根県は27日、中国電力が3月28日に島根原発2号機付近で採取した海藻のアラメから微量のヨウ素を検出していたのに、県に報告していなかったと発表した。摂取制限値の約1万4千分の1の量で、健康に影響はないとみられる。
中国電力は、海藻が空気に触れていた時間があったことなどから大気中で付着したと判断、海水中で付着したわけではないので報告は不要と判断していた。
県はその後、検出の事実を把握し独自に再調査。「大気中で付着したとは特定できない。検出の結果は公表すべきだ」として発表し、福島第1原発事故の影響との見方を示した。
汚染水が漏れ続ける事態になれば処理量が増え、必要な費用もさらに上積みされる恐れ
汚染水処理に531億円 1トン当たり21万円
東京電力は27日の記者会見で、福島第1原発1~4号機のタービン建屋や立て坑などにたまった汚染水を処理するための費用として、531億円を見込んでいると発表した。1トン当たり約21万円で、東電が負担するという。
東電によると、放射性物質で汚染された水を、フランスのアレバ社などが建設する施設で浄化。25万トンの汚染水を処理すると仮定し、浄化装置や仮設タンクの購入費なども含めて算出したという。
東電は、汚染水を浄化して原子炉へ戻し、循環させる「循環注水冷却」が実現できれば、処理量が減っていくとみている。しかし、汚染水が漏れ続ける事態になれば処理量が増え、必要な費用もさらに上積みされる恐れもある。
2011/05/27 22:33 【共同通信】
東電=3月11~15日に敷地内で測った値の一部を未公表。 未公表データの一部は紛失
東電、放射線量を一部非公表 地震後5日間のデータ
福島第1原発事故で、枝野幸男官房長官は27日、東京電力が同原発敷地内で地震後早い段階に測った放射線量データの一部を公表していなかったことを明らかにし、非公表の経緯や理由の徹底調査を指示した。
東電は、未公表のデータは3月11~15日に敷地内で測った値で「特に異常なデータはない」と説明。これまで公表していた10分ごとの測定値を補完する2分ごとの放射線量などだが、詳細は28日に発表するとした。