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2011/12/12

12日、福島県伊達市で除染作業をしていた60歳の男性が死亡

除染作業の男性死亡 福島・伊達市
 12日午後1時ごろ、福島県伊達市霊山町下小国で、除染活動していた男性(60)が車の中で倒れているのを別の作業員が見つけ、119番した。男性は救急搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。政府の原子力災害現地対策本部が発表した。

 対策本部は死因を調査中だが、現地の状況から放射線の影響は考えにくいとしている。

 対策本部によると、男性はこの日、下小国の集会所付近で午前中から除染活動していた。昼休み後に行方が分からなくなり、周辺を捜していた別の作業員が車内にいる男性を見つけた。

2011/12/12 18:53 【共同通信】





除染作業の男性死亡 車中で倒れてるのを発見

 12日午後1時ごろ、伊達市霊山町下小国で、除染技術等調査事業で除染活動していた建設会社(仙台市)の作業員男性(60)が車の中で倒れているのを別の作業員が発見、119番した。男性は約1時間後に死亡が確認された。政府の原子力災害現地対策本部は、調査中としながらも、状況などから放射線影響が死因ではない、としている。
 男性は車の運転席で昼食を取った後、倒れたとみられ、ハンドルにうつぶせの状態で見つかった。男性は同日午前8時から除染の事前教育を受け、同10時から側溝の土砂の撤去を行っていた。作業着に防じんマスク姿で、ガラスバッジを着けていた。
(2011年12月13日 福島民友ニュース)



福島・伊達市で除染作業の男性死亡 被ばくとは関係なし?
 12日午後1時ごろ、福島県伊達市霊山町下小国で、内閣府の委託事業として除染活動していた建設会社(仙台市)の男性作業員(60)が車内で倒れていると元請けの西松建設が119番した。男性は約1時間後に搬送先で死亡が確認された。政府の原子力災害現地対策本部が発表した。

 対策本部は、死因は明らかにしていないが、現地の空間放射線量が比較的低いことから、被ばくとの関係はないとしている。

 対策本部によると、男性は同日午前10時ごろから、他の作業員とともに集会所付近の側溝の汚泥をさらっていた。昼休み後に作業現場に戻ってこなかったため、別の作業員が捜していた。男性は運転席で昼食を取っていたとみられる。

 この事業は除染方法を調べるため、委託先の日本原子力研究開発機構が8月から伊達、南相馬両市を対象に実施。実際の作業は建設会社側が請け負っていた。
[ 2011年12月12日 21:30 ]