16日11:38 TBS
6か国協議韓国代表がロシア代表と会談
ロシアを訪問中の6か国協議のウィ・ソンラク韓国首席代表がロシア首席代表のボロダフキン外務次官と朝鮮半島情勢や6か国協議再開について協議しました。
14日にモスクワ入りしたウィ・ソンラク首席代表は15日、ロシアのボロダフキン外務次官と会談しました。
ロシア外務省によりますとヨンピョン島への砲撃で緊張が高まる朝鮮半島問題と、6か国協議の再開について話し合われたということです。
また、韓国の聨合ニュースはロシア側が北朝鮮によるウラン濃縮活動とヨンピョン島砲撃を非難する立場を明確にする一方、朝鮮半島情勢がこれ以上緊張しないよう対話の努力を継続すべきとの考えを伝えたと報じています。
一方、ロシアを訪問していた北朝鮮のパク・ウィチュン外相が帰国の途に着きました。
パク外相は、12日からモスクワを訪れ、ラブロフ外相と会談しましたが、これについて北朝鮮は、14日、朝鮮中央通信を通じ、ロシア側が北朝鮮の立場に理解を示し、米韓の合同軍事演習が朝鮮半島情勢を引き続き激化させていることに「大きな懸念を表明した」と主張しました。
しかし、ロシア側が砲撃事件を非難したことやウラン濃縮施設の建設について「強い懸念」を示したことについては触れませんでした。(16日11:38)