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2014/01/30

青銅鏡「三角縁神獣鏡」は「魔境」だった 

「卑弥呼の鏡」は魔鏡、背面の文様を投影

 邪馬台国の女王・卑弥呼ひみこの鏡ともいわれる三角縁神獣鏡さんかくぶちしんじゅうきょうが、鏡面に光を反射させると背面の文様が壁に映し出される「魔鏡」の特性を持つことがわかり、京都国立博物館の村上隆・学芸部長が29日発表した。

 国内の古代鏡で確認されるのは初めて。太陽を崇あがめる祭祀さいしで光を操り、権威を高める役割があったとみられ、古代鏡の用途などを解明する糸口となりそうだ。

 魔鏡と確認されたのは、愛知県犬山市の東之宮ひがしのみや古墳(4世紀初め)で出土した2面(直径21~23センチ、重要文化財)。立体物を精巧に再現する3Dプリンターで復元模造品を作り、実験した。この日の記者発表でも、鏡に光を当てると、神像がうっすらと映し出された。

(2014年1月30日00時31分  読売新聞)





2014/01/29

【朝鮮総連中央本部競売】東京地裁の決定を不服としてモンゴル企業が執行抗告を東京高裁に申し立て 

モンゴル企業不服申し立て 総連本部の売却不許可で

2014.1.29 20:04
 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物の競売を巡り、再入札で落札したモンゴル企業「アバール・リミテッド・ライアビリティー・カンパニー」が29日、売却を不許可とした東京地裁の決定に不服を申し立てる執行抗告をした。東京高裁が審理する。 アバール社は昨年10月の再入札で、50億1000万円で落札したが、東京地裁は23日、資格を証明する書類の不備を理由に、売却不許可としていた。

 執行抗告が認められ、売却が許可されれば代金の納付期限が設定される。抗告が退けられて不許可が確定すれば、3回目の入札手続きが実施される。総連は手続きの間、中央本部を使用できる。

 昨年3月の1回目入札では、北朝鮮と関わりが深い最福寺(鹿児島市)が落札し、地裁に売却を許可されたが、代金を調達できず購入を断念。再入札となっていた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140129/trl14012920050004-n1.htm



2014/01/23

【朝鮮総連中央本部競売】モンゴル企業への売却を認めず=東京地裁

モンゴル企業への売却認めず=朝鮮総連本部の再入札-東京地裁

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物の再入札で、東京地裁は23日、50億1000万円で落札したモンゴル企業「アヴァール リミテッド ライアビリティ カンパニー」への売却を許可しない決定を出した。不服申し立てがなければ決定が確定し、3度目の入札が行われる見通し。

 昨年10月22日に決定する予定だったが延期されていた。決定によると、同社の提出書類にカラーコピーとみられる形跡があったため、地裁が在日モンゴル大使館に確認したところ、「モンゴルの公式な国家機関によって作成された文書ではない」と、今月3日付で回答があったという。

 民事執行法では、競売を申し立てられた側が落札したと認められる場合も不許可になると定められている。決定は同社と朝鮮総連との関係について触れていないが、モンゴルの税務当局によると、同社は昨年1月の設立以降、税金を払っておらず活動実態がないという。(2014/01/23-13:25)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014012300052



2014/01/01

昭和天皇実録を新年度から順次、公刊 

黒塗りせず「昭和天皇実録」公刊へ…宮内庁方針

 宮内庁が24年がかりで編修作業を進めている昭和天皇の生涯の動静を記録した「昭和天皇実録」が今春にも完成し、新年度から順次、公刊される見通しとなった。

 戦前から戦中、戦後の激動期を含めた昭和天皇の初の包括的公式記録で、一部を消す「黒塗り」はしない。新資料も含まれ、昭和史研究の基礎資料として専門家が注目するだけでなく一般にも高い関心を呼びそうだ。

 天皇実録は元々、完成時の天皇に献上するために作られており、ほぼ同時期の公刊はされてこなかった。明治天皇紀は1933年(昭和8年)に完成したが、刊行は35年後の68年から。大正天皇実録は、情報公開請求により、完成から約65年後の2002年から11年まで、4回に分けてようやく公開された。当初宮内庁は、昭和天皇実録の早期公開に消極的だったが、「国民の財産でもあり、昭和天皇の事績を広く知ってもらうべきだ」として方針転換。公刊に伴う費用として2014年度予算に600万円を盛り込んだ。

 昭和天皇実録は、誕生(1901年)から、87歳での崩御(89年)、大喪儀の終了(90年)までを記録の対象とし、昭和天皇の活動や言動を、月日を追って(編年体)記録したもの。参考にされるのは、侍従の日誌や、侍医の拝診録、歴代首相の日記、当時の報道のほか、宮内庁が約50人の側近から聞き取った内容や公になっていない側近の日誌など多岐にわたる。

(2014年1月1日15時29分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140101-OYT1T00225.htm