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2012/06/14

【汚染水】 フランス・アレバ社の装置から、少なくとも3トンの汚染水が漏れ


原発事故の汚染水また漏れる アレバ社装置から3トン

 経済産業省原子力安全・保安院は14日、東京電力福島第1原発事故で発生した汚染水から放射性セシウムを取り除くフランス・アレバ社の装置から、少なくとも3トンの汚染水が漏れたと発表した。敷地外への流出はないという。

 保安院によると、汚染水の放射性物質濃度は1立方センチ当たり約480ベクレル。14日朝に装置の異常を示す警報が鳴り、装置周辺に汚染水が深さ1センチ前後たまっていた。

 アレバ社の装置は水漏れなどのトラブルが相次いだため稼働を停止していたが、装置内のセシウムを除去するため、5月下旬から水を循環させる作業を進めていた。

2012/06/14 21:37   【共同通信】






高橋克也容疑者と菊地容疑者、別居した後も連絡を取っていた

高橋克也容疑者、菊地容疑者と別居後も連絡

 オウム真理教による地下鉄サリン事件で特別手配中の高橋克也容疑者(54)の行方について手掛かりをつかむため、警視庁は14日、出家前まで住んでいた横浜市港北区の実家を殺人容疑などで捜索した。

 公安調査庁も同日、団体規制法に基づき、横浜市神奈川区にあるオウム真理教主流派「Aleph」(アレフ)の施設を立ち入り検査した。

 警視庁関係者らによると、高橋容疑者の実家は、今月4日まで潜伏していた川崎市川崎区の建設会社社員寮から西に約10キロ離れた住宅街にあり、高橋容疑者は、オウム真理教に入信し出家した1986年まで両親と同居。その後、94年の父親の葬儀の際に一度だけ姿を見せたことがあるという。

 母親が昨年9月に亡くなったことから、現在は空き家になっているが、同庁は捜索を通じ、高橋容疑者の逃走先につながる手掛かりを捜すほか、逃走後に立ち寄っていないかどうかを確認する方針。

 また、高橋容疑者と菊地直子容疑者(40)(殺人容疑などで逮捕)が、別居した後も連絡を取っていたことが新たに分かった。菊地容疑者の供述などによると、菊地容疑者は2007年春、男(41)(犯人隠匿容疑で逮捕)と東京都町田市内のアパートで同居するため、それまで高橋容疑者と2人で潜伏していた川崎市幸区のマンションを出たが、しばらくして、高橋容疑者に「別の男の人と暮らしています」と携帯電話で連絡したという。

(2012年6月14日17時45分  読売新聞)