2012年4月7日18時34分
鳩山氏のイラン訪問、首相は中止要請していた
野田佳彦首相が鳩山由紀夫元首相に、イラン訪問を中止するよう、電話で要請していたことが分かった。鳩山氏は7日午前(日本時間同日午後)、イランのテヘランに到着した。
鳩山氏はアフマディネジャド大統領らと会談し、イランの核開発問題をめぐる原油供給の停滞や武力衝突の回避策などについて意見交換する考え。鳩山氏は民主党の外交担当最高顧問だが、政権は同国の核開発への憂慮を表明しており、「二元外交」の懸念も出ていた。
前原誠司政調会長は7日の読売テレビの番組で「議員個人として行かれ、党が派遣したことではない。イランに利用されないことを願っている。いま行くタイミングではないと思う」と述べた。
フキノトウも新基準超える=放射性セシウム-福島
福島県は6日、福島市など5市町で取れたフキノトウから、食品に含まれる放射性セシウムの新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える値が検出されたと発表した。セシウム濃度は最大211ベクレルで、市場には流通していないという。
県によると、フキノトウが新基準値を超えたのは全国で初めて。県はフキノトウの取れた福島市と川俣町、田村市、相馬市、広野町の5市町に対して出荷自粛を要請した。(2012/04/06-21:05)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012040600897