英実業家の死で中国に調査要請=重慶書記失脚と関連か-米紙
【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は26日、中国・重慶市で英国人実業家が死亡した事件について、英政府が中国当局に調査を要請したと報じた。実業家は同市共産党委員会書記を解任された薄熙来氏一家と近い関係にあり、その謎の死が薄氏失脚をめぐるスキャンダルの重要要素に浮上したとしている。
実業家は中国に長く在住していたニール・ヘイウッド氏。昨年11月、重慶市のホテルの部屋で死亡しているのが発見され、地元警察は「アルコール過剰摂取」と説明した。しかし同氏は禁酒主義者で、かねて死因に疑問が呈されていた。
王立軍副市長兼公安局長(当時)は「毒を盛られた」とみて、薄氏に訴えたが、同氏は聞き入れなかった。王氏はその後、成都の米総領事館に保護を求める騒ぎを起こし、これが薄氏解任の引き金となった。(2012/03/27-07:35)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201203/2012032700100
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3月27日 22時5分
ローマ法王がキューバ入り=14年ぶりの訪問
【サンパウロ時事】ローマ法王ベネディクト16世は26日、メキシコから次の訪問地の社会主義国キューバ入りした。法王のキューバ訪問は、1998年のヨハネ・パウロ2世(当時)以来14年ぶり。
東部サンティアゴデクーバの空港でラウル・カストロ国家評議会議長の出迎えを受けたベネディクト16世は、14年前の前法王の訪問について「キューバ人の魂に消すことのできない足跡を残した」と述懐。法王は今回のキューバ訪問を前に、「マルクス主義は現実に合わない」と同国に体制変革を促す発言をしており、27日に首都ハバナで行うラウル議長との会談で、人権問題などでどこまで踏み込んで言及するかが焦点。(2012/03/27-09:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012032700135