【ロサンゼルス共同】中米ニカラグアで6日に行われた大統領選は開票作業が進み、選管当局が7日未明発表した中間集計(開票率16%)によると、元左翼ゲリラでサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)の現職ダニエル・オルテガ氏(65)が得票率64%で2位に30ポイント以上の大差をつけた。
スペイン通信によると、オルテガ氏の妻でFSLNの選対責任者のロサリオさんは「ニカラグアは勝利した。信頼してくれた国民に感謝する」と述べ、事実上勝利を宣言。決選投票を待たずに再選を決めそうな勢いだ。
オルテガ氏はベネズエラのチャベス大統領と並ぶ中南米の強硬左派指導者の一人。
2011/11/07 19:45 【共同通信】