宮内庁は6日、天皇陛下が同日夜、風邪による発熱が続いて気管支炎が重くなり、体の抵抗力が低下しているとみられるため、大事を取って東京都文京区の東大病院に入院されたと発表した。陛下の入院中、7日にある秋の勲章親授式をはじめとする国事行為は皇太子さまが臨時代行する。
陛下の病気に伴う国事行為の臨時代行は、陛下が前立腺がんの手術を受け、入院した2003年1~2月以来。政府は6日の持ち回り閣議で、陛下の国事行為の臨時代行に皇太子さまが当たることを決定した。
陛下は3日午後からの発熱のため、4日午後に皇居であった文化勲章受章者らとの茶会とデンマークのヨアキム王子夫妻との懇談を欠席。同日の定例の執務は行ったが、6日午前に東京都内で開かれた「第60回全日本手をつなぐ育成会全国大会」の式典を欠席した。(2011/11/06-22:45)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201111/2011110600161
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2011/11/06
天皇陛下がご入院。国事行為は皇太子殿下が「当分の間」臨時代行
天皇陛下が入院=発熱続き、気管支炎悪化-皇太子さまが国事行為代行
ケニー首相は教会を「機能不全、民心からの乖離(かいり)、選民思想の固まり」と批判、支持を集めている。金融危機克服が最優先の首相は3日、節約を理由に在バチカン市国大使館の閉鎖も発表した
カトリックの権威揺らぐ=聖職者の性的虐待響く-アイルランド
【ダブリンAFP=時事】欧州屈指のカトリック国家として知られてきたアイルランドで、カトリックの権威が揺らいでいる。カトリック系シンクタンク「アイオナ研究所」が5日までに公表した世論調査結果では、半数近くがカトリックへの不支持を表明した。
成人1000人を対象にした同調査で、不支持47%に対し、支持は27%。不支持のうち半数以上が、聖職者による少年への性的虐待を理由に挙げ、さらに半数近くが教会の持つ隠蔽(いんぺい)体質に嫌悪感を示した。アイルランドからカトリック教会が消えて無くなればいいと回答した割合も22%に上った。
世論の動向を受け、ケニー首相は教会を「機能不全、民心からの乖離(かいり)、選民思想の固まり」と批判、支持を集めている。金融危機克服が最優先の首相は3日、節約を理由に在バチカン市国大使館の閉鎖も発表した。(2011/11/06-07:34)